てんかん協会 50周年 全国大会

こんにちは、楽園画家の長沼慧です。 

本日は池袋にあるホテルメトロポリタンにて開催しておりました、日本てんかん協会 第50回全国大会に当事者の声としてお話しさせていただきました。

大きい会場で約150名の方の中で大変緊張いたしましたが、今回このような機会をいただけて更に世界が広がるのを感じました。

私自身は小2で発症して15、6でてんかんを完治した後は特に考えることはなかったのですが、今回お話する機会をいただいた時に改めて当時のことを思い出しました。

薬の影響で授業についていけなかったり、思うことはあっても言葉にできなくて、同級生とコミュニケーションが中々上手くいかなかったりしたことなど、平気だと思っていたことが、今でもしっかり傷ついていたことが分かりました。
もしかしたらてんかんではなかったら、今の私は画家になっていなかったかもしれません。

当時同級生や家族が私にはできないと思っていたことを塗り替えたくて頑張ってきた部分がたくさんあることに気がつきました。

過去だと思って切り離していたことが今に繋がっているんだなあと感じました。そして当事者の家族のお話しを聞いて、私が家族に対して思っていたこととは異なる家族からみた視点があることにも気がつくことができました。

また明日10時からてんかんアート展に在廊しております。
どうぞ宜しくお願いいたします。

🟡 てんかんをめぐる
アート展2023
 
てんかんのある人と支える人、そして関心のある人の作品を募集し、展示します。
アートに親しむとともに、作品を通じて皆さんも一緒にてんかんについて考えてみませんか?
子供の時にてんかんの治療を経験した新進女流画家による期間内制作実演も行います。
芸術の秋のひとときを「ヒトとアートの交差点」で、てんかんを身近に感じてください。
 
2023年10月18日(水)~10月24日(火)
10:00~18:00 
展示室 AB
 
初日:13時から
最終日:15時まで
入場無料

● since2013 ●

男性ユニット「薫風」

● since2013 ●

Men VS Women

「MVW」

若手男女12人が競演する

師走の美術展